説教「子どもが祝福される場」岩崎謙 神港教会牧師(2019年10月6日礼拝)

マルコによる福音書10章は、離婚を含む夫婦の問題(1-12節)、子どもの問題(13-16節)、財産の問題(17-31節)と続きます。共通テーマは、エルサレムに上る途上での弟子訓練です。弟子は、日常生活の中で主イエスに従う者です。弟子は、夫婦のあり方、子どもとの接し方、お金の使い方等において、この世の人とは違う、主イエスが王である神の国に相応しい生活スタイルを形成する者です。

今日の聖書箇所は、子どもが主題です。当時の子どもの理解は、将来の労働力として期待されたとしても、それは13歳の大人になって実現されるものです。そこに至るまでの子どもは、律法の学びができていない未熟な者であり、当時の男性中心社会にあっては無価値な存在と見なされていました。子どもが子孫繁栄をもたらす神の祝福であったとしても、しかし、可愛い、無邪気、無垢などの言葉で子どもを誉める、今日のような子どもを尊ぶ文化は当時にはありません。 “説教「子どもが祝福される場」岩崎謙 神港教会牧師(2019年10月6日礼拝)” の続きを読む

奏楽を学ぶ会 第3回演奏会「歌とオルガンで綴る聖書の世界」

「奏楽を学ぶ会」は、礼拝と音楽について定期的に学ぶ場として、2012年3月に発足しました。これまで68回の例会に加えて、特別レッスン、演奏会など、活動を重ねて参りました。この演奏会では、例会参加者によるオルガン演奏と、ソプラノの笠置雅子氏の歌、聖書朗読、そして皆様とご一緒に歌う讃美歌によって、聖書の豊かな世界を味わうひと時を共に過ごしたいと思います。皆様のお越しを心よりお待ちしております。

<曲目>
G.フレスコバルディ    トッカータ
M.プレトリウス          神はわがやぐら
J.P.スウェーリンク      われらにみどり子生まれたもう、詩編116編
A.v.ノールト                詩編24編
V.リューベック    プレリュード ヘ長調
J.S.バッハ    喜び迎えん、慈しみ深きイエスよ
                    おお、汚れなき神の小羊   他

鈴木優人先生によるオルガンレッスン

2019年9月30日(月)18時~20時

演奏者:11月9日の演奏会の演奏者数名。聴講はどなたでもご参加いただけます。(要事前申し込み)

受講曲:

J.P.スヴェーリンク:詩編116編、「われらに幼子生まれ」

G.フレスコバルディ:トッカータ 第1集 第8番

J.S.バッハ:「喜び迎えん、慈しみ深きイエスよ」(BWV768)、「おお、汚れなき神の小羊」(BWV656)

聴講ご希望の方はhge10301@hcc6.bai.ne.jp へメールでご連絡ください。詳細をご連絡いたします。

こひつじ文庫 9月・10月のおすすめの本 テーマ「庭でなにかがおきている」

こひつじ文庫おすすめの本
テーマは「庭でなにかがおきている」

9月と10月は、こんな本をおすすめします。
テーマ「庭でなにかがおきている」

みなさんは「庭(にわ)」ときくとどんな庭(にわ)を想像(そうぞう)しますか?
ちいさな庭、おおきな庭、がっこうの庭、うらの山がわたしの庭・・・

いろんな庭がありますね。
庭ではどんなことがしたいかな。 どんなことが起こるかな。
ぼうけん? お花をそだてる? どろあそび? しぜんかんさつ?

絵本や本の中の庭をのぞいてみませんか?

みしのたくかにと 松岡享子さく 大社玲子え こぐま社
うえきやのくまさん フィービ、ジョーン・ウォージントン さく
まさきるりこ 訳
福音館書店
おとうさんの庭 ポール・フライシュマン 文
藤本朝巳 訳
バグライム・バトゥリーン 絵
岩波書店
庭をつくろう ゲルダ・ミューラー 作
ふしみみさを 訳
あすなろ書房
ナシの木とシラカバとメギの木 アロイス・カリジェ 作
大塚勇三 訳
岩波書店

 

おじいさんの小さな庭 シャイドル 文
バーナデット 絵
ささきたづこ 訳
西村書店
校庭のざっ草 有沢重雄 作
松岡真澄 絵
福音館書店
トムは真夜中の庭で フィリパ・ピアス 作
高杉一郎 訳
岩波書店

こひつじ文庫おすすめの本

ほかにも庭にまつわる本があります。
さがしにきてね。

お母さん・お父さん、おうちの方へ

こひつじ文庫は3,500冊以上の絵本や児童文学をそろえ、赤ちゃんから大人まで楽しめる本の庭です。
阪急六甲駅から北へ徒歩数分のところにある神港教会のホールで、もうずいぶんと長いあいだ開いてきました。
図書館では借りられなかった本も、昔からの名作も、今は絶版になった珍しい本も、きっとすてきな出会いがあります。
お話会もしていますし、お子さんに読み聞かせていただく場所もあります。
ぜひ色々な絵本を手に取って、じっくり選びにきてくださいね。
クリスマスやイースター、夏休みなど定期的にイベントもしていますので、定期的にホームページをチェックしてみてください。

説教「平和に過ごす決意と秘訣」岩崎謙 神港教会牧師(2019年8月25日準伝道礼拝)

マルコによる福音書9:38-50

38 ヨハネがイエスに言った。「先生、お名前を使って悪霊を追い出している者を見ましたが、わたしたちに従わないので、やめさせようとしました。」39 イエスは言われた。「やめさせてはならない。わたしの名を使って奇跡を行い、そのすぐ後で、わたしの悪口は言えまい。40 わたしたちに逆らわない者は、わたしたちの味方なのである。41 はっきり言っておく。キリストの弟子だという理由で、あなたがたに一杯の水を飲ませてくれる者は、必ずその報いを受ける。」

42 「わたしを信じるこれらの小さな者の一人をつまずかせる者は、大きな石臼を首に懸けられて、海に投げ込まれてしまう方がはるかによい。43 もし片方の手があなたをつまずかせるなら、切り捨ててしまいなさい。両手がそろったまま地獄の消えない火の中に落ちるよりは、片手になっても命にあずかる方がよい。44 (†底本に節が欠落)45 もし片方の足があなたをつまずかせるなら、切り捨ててしまいなさい。両足がそろったままで地獄に投げ込まれるよりは、片足になっても命にあずかる方がよい。46 (†底本に節が欠落)47 もし片方の目があなたをつまずかせるなら、えぐり出しなさい。両方の目がそろったまま地獄に投げ込まれるよりは、一つの目になっても神の国に入る方がよい。48 地獄では蛆が尽きることも、火が消えることもない。

49 人は皆、火で塩味を付けられる。50 塩は良いものである。だが、塩に塩気がなくなれば、あなたがたは何によって塩に味を付けるのか。自分自身の内に塩を持ちなさい。そして、互いに平和に過ごしなさい。

今年の6月に、大阪第一、在日大韓教会のソンナムヒョン牧師が、ご挨拶に来られました。ソウルのヨンセ教会から派遣された宣教師です。ヨンセ教会は、キム・ヨング牧師が開拓した教会で、現在の主任牧師はそのお孫さんで三代目の牧師です。実は、韓国で事業をしておられた桝富安左衛門兄が(1911年~1915年頃の当教会員)が、初代牧師のキム・ヨング先生を彼の神学生時代から物心ともに支えました。ソンナムヒョン宣教師は、桝富さんとヨング牧師との出会いがなければ、ヨンセ教会は存在せず、自分が日本に来ることもなかったので、昔桝富さんがいた神港教会を是非訪れたい、また桝富さん関係の資料があれば、見せてもらいたい、とのことでした。二人の出会いはヨンセ教会の教会史に記されているそうです。

日本と韓国の教会には、教会独自の結び付きがあります。日本の教会には、その中での特別な悔い改めがあります。日本と韓国が政治的にどのようになっていこうとも、わたしの思いでは、韓国の教会と日本の教会は、平和に過ごす間柄です。 “説教「平和に過ごす決意と秘訣」岩崎謙 神港教会牧師(2019年8月25日準伝道礼拝)” の続きを読む

2019こひつじ文庫の夏休みスペシャル

まだ梅雨が明けていませんが、夏休みはすぐそこまで近づいてきましたね!

今年もこひつじ文庫の夏休みスペシャルがあります!

2019年7月27日(土)
14:00~16:00
場所:神港教会の庭

おはなしかい、大きなしゃぼんだま、プラスチックのきんぎょすくい、みずてっぽうあそび、
楽しいプログラムが盛りだくさん!
もちろん絵本の貸し出しもあります。

雨でもやります!
みんなさそいあってきてね!

赤ちゃんから大人まで、色んなひとたちがきますよ。
みんなで楽しもう!

次回の読書案内・読書会『赤毛のアン』、日程が決まりました。

次回の読書案内・読書会の日程が決まりました。
『赤毛のアン』で、8月10日(土)13:00からです。

詳しくはこちら

『赤毛のアン』はお読みになったことはありますか?
当教会にも長年『赤毛のアン』を愛読してこられた会員がいますが、『赤毛のアン』ファンの皆さんはもちろん、これからはじめて読まれる方もぜひお越しください。

読書会、毎回参加者が増えて席が少し足りなくなってきたかも?

お待ちしています!