「読書案内・読書会」(こひつじ文庫・大人部)のご案内

更新日:2018/12/31

「読書案内・読書会」(こひつじ文庫・大人部)のご案内

 NHKの「100分de名著」・「カルチャーラジオ」等で紹介された名著を参考にして、「読書案内・読書会」を行っています。「読書案内人」(専門は化学)は、取り上げるほとんどのテーマについて全くの素人ですが、「名著」のあらすじや背景を紹介させていただき、参加された方々と「名著」の感想などを語り合っています

予習の必要はありませんので、どなた様も気軽にご参加ください

次回開催予定とテーマ:

2019413日(土)13:00-14:20

・『大衆の反逆』(オルテガ)

 オルテガ・イ・ガセット(スペインの哲学者・評論家)が、1930年に出版した本です。当時、ヨーロッパ諸国は第一次世界大戦により疲弊していました。一方で、新興国アメリカが著しい経済発展を示し、ロシアには革命により共産主義国家が出現していました。さらに、ナチス、ファシストに率いられて、民族主義を煽る全体主義国家が登場しつつありました。  

 人々が自信を失っていたそのような時代に、オルテガは、全体主義に対してはヨーロッパの伝統である自由主義を主張し、また、民族主義に対しては将来の国家のあるべき姿としての国家共同体(国際連携)の重要性を主張しています。それとともに、危機の根底に、「慢心したお坊ちゃん」となってしまった「大衆」があることを嘆き、そのことを警告しています。

 関係するやさしい本としては、『子どもたちに語るヨーロッパ史』(ゴフ著、ちくま学芸文庫)があります。94148ページ内容はオルテガの主張と重なっていると思います。また、現在(2月中)、NHK番組『100de名著』で『大衆の反逆』が取り上げられています。ご関心があれば、ご覧ください。

・資料・茶菓代:200円 

これまでに取り上げた図書

  • 『パンセ』(パスカル)
  • 『相対性理論』(アインシュタイン)
  • 『幸福論』(アラン、ヒルティー)
  • 『こころ』(夏目漱石)
  • 『代表的日本人』(内村鑑三)
  • 『武士道』(新渡戸稲造)
  • 『高慢と偏見』(オースティン)
  • 『星の王子様』(サン=テグジュペリ)
  • 『銀河鉄道の夜』(宮沢賢治)
  • 『永遠平和のために』(カント)
  • 『旧約聖書』
  • 『斜陽』(太宰治)
  • 『罪と罰』(ドストエフスキー)
  • 『カラマーゾフの兄弟』(ドストエフスキー)
  • 『銀の匙』(中勘助)

図書の貸出し(児童書+大人用図書)

「こひつじ文庫」(児童文庫)に、大人向け本も設置していますのでご利用ください。
貸出し時間:毎週土曜日の14:00 – 16:00

pdf_icon案内チラシはこちら