「神の心の真ん中に」(教会だより第5号より)岩崎謙牧師

神の愛は、「相手を大切に思い、尊ぶ」愛です。感情だけでなく、暖かい配慮を伴う愛です。神の愛に触れると、人生で何が起こっても、あなたは神に大切にされていることを実感できます。

恋愛であれば相手の優しさの故に、友情であれば気が合うが故に、親しくなります。では、あなたが立派だから神はあなたを愛されるのでしょうか。そうではありません。あなたが自分は神の愛に値しないと思っても、神は自ら進んであなたを愛されます。愛される理由を問うても、神は愛のお方ですから、としか答えようがありません。

神の愛は、一番大切なものを他者に与える愛です。

「神は、その独り子をお与えになったほどに、世を愛された」
「自分を無にして、僕の身分になり、人間と同じ者になられた」

(聖書より引用)

自分が一番大事だと思っている人は、本気で他者を愛することはできません。神は独り子を与え、御子イエスはご自分の命を与えてくださいました。自己愛に生きる人の心には自分しかありませんが、神の心の真ん中に、
あなたがいます。

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「耐えられない試練はない」(教会だより第4号より)岩崎謙牧師

試練は、思わぬ所から、突然やって来ます。試練がいつまで続くか分からないとき、何が起こっても大丈夫と思っていた自信は、一瞬で消え去ります。

しかし、試練のなかに、逃れる道があります。

神は真実な方です。あなたがたを耐えられない
ような試練に遭わせることはなさらず、試練と共に
それに耐えられるよう、逃れる道をも備えていて
くださいます。(聖書より)

逃れる道は、祈りです。試練を避ける抜け道ではなく、試練に耐える力を養う道です。耐えられそうにないとき、聖書の言葉が、希望となり、祈りを支えます。

神よ、あなたが、お約束通り、助けてください。

試練のなかで、心の願いは素直な祈りとなり、神に依り頼みます。思い描いた結果にならなくても、「あなたの言葉は真実でした」と神に感謝できる日々が、祈る者に備えられています。

洗礼盤

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「二人だけの語らい」(教会だより第3号より)岩崎謙牧師

ゆるしがたい過ちを犯した女性がいます。
そこに、裁きを装い、人を陥れる者が現れます。
主イエスは、「罪なき者、まず石を投げうて」と
彼らに語られ、身をかがめ
地面に指で字を書いておられます。

主の言葉により
自らの心に潜む思いに気付いた者は
年長者から順にその場を離れ
訴えられた女性がひとり、たたずんでいます。
主は、身を起こして彼女と向き合い
「わたしもあなたを罪に定めない」、と語られます。
二人だけの静かな語らいです。

主イエス・キリストは
悪意をもって人を裁く世界に背を向け
救いの言葉を心の深みに届けてくださいます。

(「ヨハネによる福音書」8章1~11節より)

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「希望の階段」(教会だより第2号より)岩崎謙牧師

親元を離れ、不安な旅立ちをする人物がいます。
彼の名はヤコブです。彼は、夢を見ました(創世記28章12節)。
「先端が天まで達する階段が地に向かって伸びており…… 神の御使いたちがそれを上ったり下ったりしていた」。
この夢は、孤独なヤコブのまなざしを天へ向けさせました。

雲間から差し込む光は、「ヤコブの梯子(はしご)」と呼ばれています。

「雲間よりヤコブの梯子降りてきて ねむれる母を連れてゆくなり」
死去した母は天へと上って行ったという希望が、この短歌に 込められています。

主イエス・キリストは、語っておられます(ヨハネ14章6節)。
「わたしは道であり、真理であり、命である。
わたしを通らなければ、
だれも父のもとに行くことはできない」
主イエスこそ、天と地をつなぐ階段です。世の旅路が八方ふさがりであったとしても、あなたの上に希望の階段は天より伸びてきています。主イエスの道を踏みしめ、天の父なる神を見上げて歩みます。

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「アンネのバラのささやき」(教会だより第1号より)岩崎謙牧師

周りにいる人は、自分に良くしてくれる人ばかりではありません。私たちは気がついてみると、悪人・善人という区別の中に人を割り振っています。そして、国同士の戦争になると、国の違いだけで敵・味方に分けられ、恐ろしいことに、敵なら憎んでもよいという思いが人びとの心に広がります。

さて、イエス・キリストの父である神は、悪人にも善人にも太陽を昇らせ、正しい者にも正しくない者にも雨を降らせてくださいます。悪人でも、命を支える神の御手に守られています。自然の恵みに感謝するとき、敵をも愛しなさいというイエス・キリストの言葉が心に浮かびます。 (マタイによる福音書5章より)

神港教会のアンネのバラは、「どのような厳しさの中にも神の愛と恵みが溢れている」とささやいています。

アンネのバラと神港教会

※「アンネのバラ」は、『アンネの日記』で知られるアンネ・フランクを偲び、ベルギーの園芸家の手によって生まれた新品種のバラです。神港教会の花壇でも、春に美しい花を咲かせます。

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