2020年3月 朝の礼拝 説教(音声配信)

2020年3月29日 朝の礼拝
マタイによる福音書 9章9~13節
「 魂の医者キリスト」
吉田祟 教師

2020年3月22日 朝の礼拝
詩編13編1~6節
「 いつまで」
李在永 協力宣教師

2020年3月15日 朝の礼拝
箴言4章23節
「命は心から」
李在永 協力宣教師

2020年3月8日 朝の礼拝
ルカによる福音書 5章12~16節
「イエスのいやし」
袴田康裕 教師

2020年3月1日 朝の礼拝
ルカによる福音書 5章1~11節
「神の召しとは」
袴田康裕 教師

説教「子どもが祝福される場」岩崎謙 神港教会牧師(2019年10月6日礼拝)

マルコによる福音書10章は、離婚を含む夫婦の問題(1-12節)、子どもの問題(13-16節)、財産の問題(17-31節)と続きます。共通テーマは、エルサレムに上る途上での弟子訓練です。弟子は、日常生活の中で主イエスに従う者です。弟子は、夫婦のあり方、子どもとの接し方、お金の使い方等において、この世の人とは違う、主イエスが王である神の国に相応しい生活スタイルを形成する者です。

今日の聖書箇所は、子どもが主題です。当時の子どもの理解は、将来の労働力として期待されたとしても、それは13歳の大人になって実現されるものです。そこに至るまでの子どもは、律法の学びができていない未熟な者であり、当時の男性中心社会にあっては無価値な存在と見なされていました。子どもが子孫繁栄をもたらす神の祝福であったとしても、しかし、可愛い、無邪気、無垢などの言葉で子どもを誉める、今日のような子どもを尊ぶ文化は当時にはありません。 “説教「子どもが祝福される場」岩崎謙 神港教会牧師(2019年10月6日礼拝)” の続きを読む

説教「平和に過ごす決意と秘訣」岩崎謙 神港教会牧師(2019年8月25日準伝道礼拝)

マルコによる福音書9:38-50

38 ヨハネがイエスに言った。「先生、お名前を使って悪霊を追い出している者を見ましたが、わたしたちに従わないので、やめさせようとしました。」39 イエスは言われた。「やめさせてはならない。わたしの名を使って奇跡を行い、そのすぐ後で、わたしの悪口は言えまい。40 わたしたちに逆らわない者は、わたしたちの味方なのである。41 はっきり言っておく。キリストの弟子だという理由で、あなたがたに一杯の水を飲ませてくれる者は、必ずその報いを受ける。」

42 「わたしを信じるこれらの小さな者の一人をつまずかせる者は、大きな石臼を首に懸けられて、海に投げ込まれてしまう方がはるかによい。43 もし片方の手があなたをつまずかせるなら、切り捨ててしまいなさい。両手がそろったまま地獄の消えない火の中に落ちるよりは、片手になっても命にあずかる方がよい。44 (†底本に節が欠落)45 もし片方の足があなたをつまずかせるなら、切り捨ててしまいなさい。両足がそろったままで地獄に投げ込まれるよりは、片足になっても命にあずかる方がよい。46 (†底本に節が欠落)47 もし片方の目があなたをつまずかせるなら、えぐり出しなさい。両方の目がそろったまま地獄に投げ込まれるよりは、一つの目になっても神の国に入る方がよい。48 地獄では蛆が尽きることも、火が消えることもない。

49 人は皆、火で塩味を付けられる。50 塩は良いものである。だが、塩に塩気がなくなれば、あなたがたは何によって塩に味を付けるのか。自分自身の内に塩を持ちなさい。そして、互いに平和に過ごしなさい。

今年の6月に、大阪第一、在日大韓教会のソンナムヒョン牧師が、ご挨拶に来られました。ソウルのヨンセ教会から派遣された宣教師です。ヨンセ教会は、キム・ヨング牧師が開拓した教会で、現在の主任牧師はそのお孫さんで三代目の牧師です。実は、韓国で事業をしておられた桝富安左衛門兄が(1911年~1915年頃の当教会員)が、初代牧師のキム・ヨング先生を彼の神学生時代から物心ともに支えました。ソンナムヒョン宣教師は、桝富さんとヨング牧師との出会いがなければ、ヨンセ教会は存在せず、自分が日本に来ることもなかったので、昔桝富さんがいた神港教会を是非訪れたい、また桝富さん関係の資料があれば、見せてもらいたい、とのことでした。二人の出会いはヨンセ教会の教会史に記されているそうです。

日本と韓国の教会には、教会独自の結び付きがあります。日本の教会には、その中での特別な悔い改めがあります。日本と韓国が政治的にどのようになっていこうとも、わたしの思いでは、韓国の教会と日本の教会は、平和に過ごす間柄です。 “説教「平和に過ごす決意と秘訣」岩崎謙 神港教会牧師(2019年8月25日準伝道礼拝)” の続きを読む

説教 「空しさに打ち勝つ人生」岩崎謙神港教会牧師(2019年4月28日神港教会特別礼拝)

126 編 【都に上る歌】

5 涙と共に種を蒔く人は、喜びの歌と共に刈り入れる。
6 種の袋を背負い、泣きながら出て行った人は、束ねた穂を背負い、喜びの歌をうたいながら帰ってくる。

127編 【都に上る歌。ソロモンの詩。】

1主御自身が建ててくださるのでなければ、家を建てる人の労苦はむなしい。主御自身が守ってくださるのでなければ、町を守る人が目覚めているのもむなしい。
2 朝早く起き、夜おそく休み、焦慮してパンを食べる人よ。それは、むなしいことではないか。主は愛する者に眠りをお与えになるのだから。

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