「希望の階段」(教会だより第2号より)岩崎謙牧師

親元を離れ、不安な旅立ちをする人物がいます。
彼の名はヤコブです。彼は、夢を見ました(創世記28章12節)。
「先端が天まで達する階段が地に向かって伸びており…… 神の御使いたちがそれを上ったり下ったりしていた」。
この夢は、孤独なヤコブのまなざしを天へ向けさせました。

雲間から差し込む光は、「ヤコブの梯子(はしご)」と呼ばれています。

「雲間よりヤコブの梯子降りてきて ねむれる母を連れてゆくなり」
死去した母は天へと上って行ったという希望が、この短歌に 込められています。

主イエス・キリストは、語っておられます(ヨハネ14章6節)。
「わたしは道であり、真理であり、命である。
わたしを通らなければ、
だれも父のもとに行くことはできない」
主イエスこそ、天と地をつなぐ階段です。世の旅路が八方ふさがりであったとしても、あなたの上に希望の階段は天より伸びてきています。主イエスの道を踏みしめ、天の父なる神を見上げて歩みます。

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