「神の心の真ん中に」(教会だより第5号より)岩崎謙牧師

神の愛は、「相手を大切に思い、尊ぶ」愛です。感情だけでなく、暖かい配慮を伴う愛です。神の愛に触れると、人生で何が起こっても、あなたは神に大切にされていることを実感できます。

恋愛であれば相手の優しさの故に、友情であれば気が合うが故に、親しくなります。では、あなたが立派だから神はあなたを愛されるのでしょうか。そうではありません。あなたが自分は神の愛に値しないと思っても、神は自ら進んであなたを愛されます。愛される理由を問うても、神は愛のお方ですから、としか答えようがありません。

神の愛は、一番大切なものを他者に与える愛です。

「神は、その独り子をお与えになったほどに、世を愛された」
「自分を無にして、僕の身分になり、人間と同じ者になられた」

(聖書より引用)

自分が一番大事だと思っている人は、本気で他者を愛することはできません。神は独り子を与え、御子イエスはご自分の命を与えてくださいました。自己愛に生きる人の心には自分しかありませんが、神の心の真ん中に、
あなたがいます。

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